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【サントリー地域文化賞】著名な文筆家たちにも愛される熊本の小さな書店「橙書店」

熊本県熊本市にある、知る人ぞ知る小さな書店「橙書店」。
店内は店主がセレクトした本だけが並び、ゆったりとした雰囲気の空間で店主やお客様同士で交流ができるほか、朗読会や展示会、音楽ライブなどが行われている書店です。
地域の読者と作家の文芸ネットワークをつくり、豊かな文化的出会いの場を提供している点が評価され、「第39回サントリー地域文化賞」を受賞しました!

■「サントリー地域文化賞」とは?
サントリーは、全国各地に広がる地域文化活動の発展・向上を応援したいという想いから、地域の文化向上と活性化に貢献した個人や団体に、毎年「サントリー地域文化賞」を贈呈しています。
音楽、美術、歴史・伝統継承、国際交流など、様々な活動を対象に顕彰しており、1979年の創設以来、全国すべての都道府県より受賞者が生まれています。

第39回目となる今年は、「橙書店」を含め、5団体が受賞しました!
2014年に受賞した、熊本市の「開懐世利六菓匠」に続く5団体目の受賞となります。

■「橙書店」ってどんなところ?
熊本市の裏通りにある小さな書店「橙書店」。カフェが併設されており、ゆったりとした雰囲気の店内には、木製の本棚やアンティーク調のソファが並んでいます。まるで昔からの友人の家に遊びに来たような、心落ち着く空間です。

棚には小説やエッセイ、詩集、写真集、評論など様々なジャンルの本が並びますが、通常の書店のようにいわゆる「売れ筋」はあまり見当たりません。
店主が読んで納得した本だけを取り扱い、手に取った方に大切にしてもらいたいという気持ちを込めてディスプレイしています。

■「橙書店」のはじまり
店を切り盛りする店主の田尻久子さんは、熊本県内での会社勤めなどを経て、2001年にカフェ「orange(オレンジ)」を開店。当初はカフェの一角で雑貨や書籍を販売していましたが、幼少時から読書が大好きだったことから書店経営への想いがつのり、2008年に「橙書店」を開業しました。

実は、現在の書店は2016年10月からの新店舗。旧店舗は2016年4月の熊本地震で被災してしまいました。地震後には心配した常連客が次々と訪れて片付けを手伝い、1週間で部分的に営業を再開となりましたが、その後、移転を余儀なくされました。

■「橙書店」の不思議な魅力
ふとしたきっかけで立ち寄った人が、本のセレクションや店主との対話に魅せられて通うようになり、そんな人同士が店で知り合う。
「橙書店」では、そんな小説や映画の1シーンのような出来事が起こります。

店主の人柄や、こうした文化的な出会いに惹かれて、詩人の谷川俊太郎氏や翻訳家の柴田元幸氏、小説家の村上春樹氏など、錚々たる顔ぶれが県外からも来店。作家の坂口恭平氏は、毎日店内の決まった席で執筆し、書いたものを真っ先に店主の田尻さんに見せて感想を訊いているそうですよ。

この不思議な書店に引き寄せられたお客さんの中には、作家や写真家、ミュージシャンなどの作り手も多く、店内では朗読会やコンサート、絵や写真などの展示会も開催されています。

■熊本の文学を盛り上げる!
熊本では、小説家で詩人の石牟礼道子や、評論家の渡辺京二などが、文芸の土壌を培ってきました。
「橙書店」は、詩人の伊藤比呂美が旗揚げした「熊本文学隊」の事務局を務め、「石牟礼大学」と名づけた勉強会を開催するなど、熊本文学界の盛り上げ役としても注目されています。

2016年2月には、「熊本から新しい雑誌を出そう」という呼びかけに応え、田尻さんが編集責任を務める文芸誌『アルテリ』が創刊されました。著名な文筆家だけではなく、全国的にはまだ無名な地元の書き手も力作を寄せ、これまでの3号はいずれも2,000冊前後を売りあげています!

本以外のものとも出会える「橙書店」。この場所を大切に思う地域の人々に支えられて、「橙書店」は更に多くの人にとっての「大切な場所」になっていくのだと思います。

これからもサントリーは地域文化の発展を応援していきます!


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